【インターンシップ体験記】実務に限りなく近いインターンシップ!社会人のWeb制作や仕事観を学んだ10日間

  1. 【インターンシップ体験記】実務に限りなく近いインターンシップ!社会人のWeb制作や仕事観を学んだ10日間

関有紗

こんにちは。インテリジェントネットの友常です。

毎年恒例・秋のインターンシップも今年で4年目。本年度も、専修大学から超優秀なインターン生2名が参加してくださいました!

インターンでは、実際に弊社で提案した案件を題材に提案書を作成してもらい社内でプレゼンをする所まで、10日間じっくり取り組んでいただきました。

インターン生・関 有紗さんのインターンシップ体験記をお届けします。


専修大学 関有紗さんのインターン体験記

9月2日から2週間、9月13日までお世話になりました。専修大学3年の関有紗です。

私が今回のインターンで学びたいことは以下の3つでした。
【1】社会人のプレゼンを学ぶ
【2】Webサイト制作を仕事目線から学ぶ
【3】仕事の価値観を知る
これら以外にも多くの学びを得ました。その一部分をご紹介します。

【1】社会人のプレゼンを学ぶ

学校でもプレゼンをすることはありますが、社会人が実務で行なうプレゼンからたくさん学びたいと思っていました。

今回の課題は「赤字サイトの解決策を考え提案書にまとめ、プレゼンする」というものでした。
もうひとりのインターン生・牧内さんと2人で1つの提案書を制作するのでチームでしっかりと意見をまとめなければいけません。また、思い描いているものに相違があっては1つの提案書では無いので、そうならないように、しっかり意見をすり合わせ、レビューをもらいながら修正し完成させました。

関有紗

制作過程で学んだこと
・提案書で聞き手、受け取り手が理解しやすいように情報を整理すること
・誰に見せるのかを想定しながら制作すること

です。

私たちが制作した提案書は課題・仮説・解決策などの情報の順番が前後していて伝わりにくいものでした。情報に流れを持たせて整理することで受け取り手も理解しやすい資料になること、受け取り手の想定をすることで情報の過不足を判断することも大切であることも学びました。

いよいよプレゼン!

プレゼン直前は発表の練習、修正をしてドキドキでした。

発表中はたくさんの社員の方が聞いてくださって、こんな機会は滅多にないと思いとても嬉しかったです。途中資料がうまく再生できなくなるトラブルがあり、焦りましたが、最後まで伝えたいことが伝えられたので安心しました。そのあとの質疑では、質問やアドバイスをいただきたくさん学べました。

プレゼンから学んだこと
1. 調査・仮説・解決策の情報をより踏み込んで関連づけること
2. テーマに沿って案を出していくこと
3. 資料のボリュームを調節すること

です。

1.は、「情報の流れはわかったけれど、どう関わっているのかわかりにくい」という指摘をいただき、流れだけでなくしっかりと関連付けながら説明することで説得力も増し、理解しやすい提案書になると学びました。

2.は、幾つもの単体課題に対して解決策を出したのですが、「解決策にまとまりがなく、赤字という問題を解決する手立てになっている部分となっていない部分がある」との指摘から
メインとなる大元の課題 → テーマ → テーマに沿った仮説→課題→解決策
といった順番で提案をするとテーマからぶれなくなり、メイン課題の解決策になるということを学びました。

3.はやはりいくつも課題と解決策を出したのでスライド数などボリュームが多くなってしまい、受け取り手に優しくありませんでした。今回は解決策まで提案するのがメインだったので課題から解決策を出すことを重要視していたため、ボリューミーな資料になってしまいました。社員さんの制作した資料では10枚程度に整理して収まっていたので調節が必要であることを学びました。

【2】Webサイトを仕事目線から学ぶ

今までは学校の授業の範囲でWeb制作をしてきたので、主には自分の思い描くものを自由に表現していました。しかし、実際に仕事でWeb制作をする際にはユーザであったり、クライアントであったり、様々な相手を考えながらプロジェクトを進めていかなければいけません。

実際の資料やお話から私が学んだこと
・スライド構成
・ビジネスやマーケティング視点で考えること
・受け取り手を納得させる情報の使い方

です。

社員さんのプレゼンのスライド構成は受け取り手が今なんの話をしているのか迷子にならないような工夫がされていたり、受け取り手(今回は対象サイトを詳しく知らない人)に合わせた情報が組まれていたりとても理解のしやすいものでした。
スライドの内容は情報が整理されており、1枚のスライド内で一番伝えたい部分を端的に内容を絞って記載されていました。「受け取り手はきっとその一文だけしか頭には残らない」という話を聞いて納得しました。

Web制作とマーケティングは関係しているイメージはなかったのですが、インテリジェントネットの提案書にはマーケティング視点での提案が添えられていました。サイトを改善する視点だけでなく、マーケティング視点からの提案書はビジネス全体の理解度が全く異なるものでした。このようにマーケティング面からの情報や調査情報などを関連づけて説明することでとても説得力があり、かつスマートでわかりやすい内容でした。

関有紗

【3】仕事の価値観を知る

仕事と大学の活動の違いを感じることができました。会社での仕事は責任がついて回り、また社内外含めチームで仕事を進めていくことが必須でチームワーク力が大切であると知りました。実際に過ごしてみて、細かな些細な情報でも共有されていて社員みんなでつながっている一体となっていることを感じました。
大学でもグループワークを積極的に取り入れている講義やチームで活動するプロジェクトもありますが、個人でやるものが基本です。今実際に大学でチームを組んでプロジェクトをやっているのでそういったチームワーク力がいっそう印象的に残りました。

また、私は自分がやりたいこととできることの方向性が違うので就職に悩んでいます。
社員さんにこの会社に入った理由などをお聞きすると
・やりたいことがあった
・ディレクターに興味があった

など自分の意思を持ちキャリアを築き上げていてとても参考になる部分がありました。

仕事の価値観は人それぞれであるけれど自分のやりたいことを仕事にしている人が多く、みなさんキラキラしていて素敵でした。

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最後に

2週間お世話になりました。
お昼を一緒させていただいて世代を超えた様々なお話ができましたし、就職について考えさせられました。
今回学んだことを多方面に生かして無駄にはしません!
ありがとうございました!


関さん、ありがとうございました!

サイトを改善する視点だけでなく、マーケティング視点からの提案書はビジネス全体の理解度が全く異なるものでした。

文章中でこのようにおっしゃっているように、インテリジェントネットは「ユーザーと長期的な関係を構築していくマーケティング、Web施策」を得意としている会社です。

(詳しくは 私たちの特徴 をご覧ください。)

ユーザーと長期的な関係性を作っていくには、Web制作の理解はもちろんのこと、お客様のビジネスから理解し、マーケティングなどの上流工程からトータルで支援することが必要、と私達は考えています。そこまで理解した上での提案は説得力も違いますし、お客様との関係性も深まり、支援できる範囲も広がっていきます。

授業でもビジネス思考を学んでいて、普段の生活から、「なぜそう思うか?」を意識しているという彼女。インターン期間中も、いつもわかりやすく理路整然と話しており、私も学ばねば・・と思うほどでした。
今回のインターンでの経験を通して、さらに提案力を身に着けてくれたことでしょう。ますますその能力に磨きをかけ、活躍していっていただければと思います!

INIにご興味がある方はぜひ採用情報よりご応募ください。 インターンも通年対応しております。

また、Wantedlyでも募集を出しています。気軽に面談から!という形でも対応可能ですので、ご希望の方はご連絡お待ちしております。

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